平和と戦争の原点となる精神#3

 この世界には、常にテロの脅威にさらされ、恐怖の中で生活している人々もいます。いつ起こるかわからない次の攻撃を恐れながら、幸せや安心を感じることはありません。絶え間ない攻撃の脅威から逃れるため、彼らは自分達が敵と判断した人々に、先制攻撃を仕掛けます。一時的な救済を得る代わりに、彼らは自分たちが復讐の連鎖の中心にいることに気づきます。自らの行動により、どれくらいの間憎しみや恨みが、人々の心に留まるのかということを理解しなかったために、自分達が考えるよりも、もっと悲惨な結果がもたらされてしまうのです。歴史は私達に教えてくれます。戦争は平和ではなく大きな痛みをもたらし、人々の心や身体に深い苦しみや憎しみの根を植えつけてしまうということを。 私達が偏見のない精神を持てば、全ての人が自分の兄弟であると気づくでしょう。私達は皆、同じ空気を吸い、同じ雨雲がくれた水を飲んでいます。私達は同じ太陽、月、星を見ています。この世に生を得てからその最後の瞬間まで、私達は同じ地球に暮らしています。私達は皆、苦しみ、誕生、老いや死を共に経験しなければなりません。私達は皆、精神の弱みにつけこむ隙を、常に窺っている悪に対して弱い生き物です。私達は皆、業のもとに生きているのです。これほど共通点があるのですから、私達は互いに戦うべきではありません。もともと敵同士ではないのですから。

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