愛と優しさの共有

 愛と優しさの共有は毎日瞑想の前後に行うことができます。瞑想を行う前にほんの短い間愛と優しさを分かち合うだけで、柔軟なこころと広い視野を得ることができます。また、これは良い瞑想体験にもつながります。
 瞑想の後に愛と優しさを共有すると、瞑想で得られた清らかさで自分自身を包み込むことができます。そして、その清らかさは次第に他人にも広まっていきます。これを行うことで、起きているときも寝ているときもわたしたちは明るくしあわせな気持ちでいることができます。寝ている間に見る夢は楽しく縁起の良いものになるでしょう。わたしたちの中から怒りの感情は消え、前向きな考え方を持つようになります。何より瞑想が上達します。次に述べる方法に従うだけでわたしたちは簡単に愛と優しさを分かち合うことができます。
 瞑想を終える前、こころが静まってしあわせな気持ちで満たされている状態のときに、わたしたちは愛と優しさ、しあわせ、そして平和を世界中の人々と分かち合うことができます。まず、こころが静まった状態で身体の中心に集中します。わたしたちはこの場所でしあわせを感じ、すべての生きとし生けるものの幸福を願います。すべてのプラスの感情を愛としあわせに満ちあふれた明るい水晶球に融合させてください。力を入れず自然に、その愛としあわせの水晶球が自分の身体の中心からすべての生きとし生けるものに向かってあらゆる方向に膨らんでいくのをイメージしましょう。すべての人間が苦しみから解放され、瞑想を通し究極のしあわせに達することを祈りましょう。瞑想はわたしたちのこころを元の純粋な状態に戻してくれます。得られたしあわせが高潔ですばらしい人生につながるよう、人々に叡智を与えましょう。これにより、彼らが歩む人生はその本人や他の人間にとって有益なものとなります。
 わたしたちの明るく丸いこころが自分を中心にして膨らんでいき、近くにいる人や遠くにいる人に向かって広がっていくのを感じましょう。わたしたちのこころが今瞑想している場所全体を包み込み、そして次第に空全体を覆い尽くすのをイメージしましょう。国籍、宗教、人種に関わらず、世界中すべての人々に対して限りない愛と優しさを感じましょう。
 自分と他人のこころがつながるのを感じましょう。人々のしあわせとすべての国の繁栄を祈り、真の平和と幸福をもたらす高潔な人々で世界が満たされるのを願いましょう。わたしたちの静かなこころがもたらす清らかさを戦争で苦しむ人々に伝え、真の平和の獲得を祈りましょう。すべての人間が他人を利用することなく、こころの暗闇が優しさと愛に変わることを祈りましょう。
 瞑想で得られる純粋なこころは清らかさの塊となって輝きを放ち、静かに大気中に広まっていきます。この清らかさは煩悩や、自分や他人の中に存在するこころの闇を洗い流します。わたしたちのこころは明るく清らかになり、したがって、わたしたちはしあわせに向かって高潔で正しい人生を歩むことができます。そして最終的にはこの世界を変え、真の平和に導くことができるのです。


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